閑架式

アークエンジェル・プロトコル / ライダ・モアハウス 訳:金子司

(中二病的な意味で)かっこいいタイトルと裏書を読んで手に取ったものの、
本格派と思って買ってみたら中身はラノベだった
という笑えない結果が待っていた一作。





電脳が発達し、宗教が政治を支配している未来世界で、
ある失策から電脳空間へのアクセスを禁じられた元・女刑事が
アクセス回復をエサに、己の失墜にも繋がる陰謀に立ち向かう…という
あまりにも『ニューロマンサー』そのままの導入部で興ざめ、
タイトル通り「本物の」4大天使が登場した所で読み続けるか迷い、
mouse.netの本体ネタにいたってはギャグとしか思えなかった。
(サイバースペースのある世界で、マウスなんてレガシーデバイス
を持ち出されてもねえ……一応宗教上の理由とか設定付けはあるけど…)
なにより作中では極上の女と設定されている、
主人公兼ヒロインのディードリにまったく魅力を感じなかったのも
作品に入り込めなかった大きな要因。
劇中の男どもにもてまくってたけど、この人、そんなにいい女かなあ?

総じて、サイバーパンク、ファンタジー、ハードボイルド系ミステリなどの
いいとこ取りを試みて果たせなかった凡作。久しぶりに金返せ、と言いたくなった。
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by kanjinkankyo | 2010-07-07 22:07 | 読書

ダイエットときどき読書。目標69kg。
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